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医療用テープの基礎知識 その①
 テープの基本構造

テープ(tape)とは一般に、幅が狭くて長い帯状になっているものを指します。その中でも、片面あるいは両面に粘着剤を塗布し、ロール状に巻いたものは粘着テープと呼ばれます。ビニールテープやセロファンテープなどの日用品のほか、工業用や医療用などの専門用途に用いられるテープにも様々の種類があり、材料や構造に工夫が凝らされています。

図①-1は一般的な粘着テープの基本構造です。
テープは主に「基材」と呼ばれる支持体と、基材に塗布されている「粘着剤」で構成されています。基材によって「布テープ」や「セロファンテープ」などとも呼ばれます。
テープによっては、くっつき防止のために剥離紙(セパレーター)や背面処理剤が塗布されたものもあります。
医療用テープは「サージカルテープ」などとも呼ばれ、基材には不織布、プラスチック、布、紙などがあります。基材の種類によって透湿性、伸縮性、やわらかさ、扱いやすさなどに特徴があります。

この基材の上に「粘着剤」が塗布されています。次ページではこの「粘着剤」を説明します。

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