医療向けテープの基礎知識

テープの構成と構造

医療用テープは、主に基材と呼ばれる支持体と、基材に塗工されている粘着剤で構成されています。
そこに剥離紙(セパレーター)や背面処理剤が塗工されています。

一見同じに見える医療用テープですが、それぞれに特長があります。
医療用テープは基材(不織布やポリエチレンフィルム、ポリエステルなど)と
粘着剤(ゴム系、ウレタン系、アクリル系、シリコーン系など)の
様々な組み合わせによって各社特徴を出しています。

基材の種類

基材の種類によって、透湿性、伸縮性、やわらかさ、扱いやすさなど特徴が変化します。
「不織布」タイプ・・・通気性が良い
「プラスチック」タイプ・・・操作性が良い
「布／織布」タイプ・・・強度が強く破断しにくい
「紙」タイプ・・・コストが低い